ベトナムにおける外国投資家の信頼できるパートナー

FDI投資家の皆様へ

ベトナムにおけるFDIプロジェクトの投資プロセス

投資目標の設定から工場の操業開始まで。5つの段階、主な手続きと目安期間をまとめ、最初から計画を立てられるようにしました。

目安期間(第2〜第5段階)225〜270日

お問い合わせ Investor Desk を選ぶ

5段階のロードマップ

期間は World Steel の実績に基づく目安です。実際の期間は規模、省、業種、書類によって異なります。

稼働中の工場に隣接する多層鉄骨

第1段階

目標の明確化と情報収集

用地を見に行く前に、プロジェクトの要件と適用される政策を整理します。

投資目標

  • 立地:港湾、空港、顧客、原材料への近さ
  • 労働力:人数、技能、現地での採用可能性
  • 原材料とサプライチェーン
  • 市場と顧客

確認すべき投資政策

  • 土地と地代の優遇
  • 税制優遇
  • 労働と賃金
  • 電力・水道・インフラ
  • 政治・法的環境

FDIマップで工業団地を調べ、母国語で Investor Desk にご相談ください。 FDIマップを開く

ハイソン工業団地のWorld Steel工場の空撮

第2段階 約30日

投資用地の選定

工業団地の開発会社と区画と賃貸条件を確定します。

  1. 要件の確定:立地、賃借面積、業種、希望賃料
  2. 工業団地のインフラ開発会社との交渉
  3. 覚書(MOU)の締結と手付金の支払い(通常は契約額の10%)
  4. 投資登録を行い投資登録証明書を取得
  5. 会社設立:税コード登録と社印
  6. 土地賃貸契約の締結と契約額の約50%の支払い
  7. 土地の引き渡し、残り約40%の支払いと請求書の受領

手付金と支払割合は多くの工業団地での慣行で、具体的な条件は各開発会社が定めます。

タイニン省ハイソン工業団地のWorld Steel鉄骨工場、事務所棟と第1工場

第3段階 約15日

投資登録証明書(IRC)の取得

外国投資家のプロジェクト、または外国投資家が定款資本の50%超を保有する企業のプロジェクトには、投資登録証明書が必要です。

手順

  1. 投資家が投資登録書類を提出
  2. 投資登録機関が書類を審査し、必要に応じて関係機関に照会
  3. 投資登録証明書を発行(書類が揃ってから約15日が目安)

投資登録機関

工業団地・輸出加工区・ハイテクパーク・経済区内のプロジェクトは各管理委員会、区域外のプロジェクトは省の財政局(投資法第143/2025/QH15号 第27条)。

工業団地での特別手続き

工業団地・輸出加工区・ハイテクパーク内のプロジェクトは特別手続きを選択できます。環境影響評価、建築許可、消防設計承認などの一部手続きを、条件・基準・規準を満たす旨の誓約書で代替します。投資方針承認が必要なプロジェクトには適用されません(投資法第143/2025/QH15号 第28条)。

投資登録書類の主な内容

  1. 投資プロジェクト実施申請書
  2. 投資家の法的地位に関する書類
  3. 投資家の財務能力を証明する書類
  4. 投資プロジェクト提案書
  5. 国に土地の割当・賃貸・用途変更を求めない場合、土地使用権の写しまたは用地使用権を確認する書類
  6. 技術審査・意見照会の対象となる場合、使用技術の説明
  7. BCC形態の場合、BCC契約書
  8. その他のプロジェクト関連書類、投資家の要件・能力に関する書類(該当する場合)

具体的な書類は現行の投資法施行政令に従います。

投資方針承認が必要なプロジェクト

規模、業種、立地によっては、IRCの前に投資方針承認が必要です。書類は通常次のとおりです。

  1. プロジェクト実施申請書
  2. 投資プロジェクト提案書
  3. 投資家の法的地位、能力、経験を確認する書類
  4. 類似プロジェクトの実績(該当する場合)
  5. プロジェクト提案を説明するその他の書類(該当する場合)

第4段階 150〜180日

設計、許認可、工場建設

最も長い段階です。World Steel は設計、許認可、鉄骨製作、施工を一括でお引き受けできます。

設計段階のFDI工場の3Dパース
約2日計画案の設計 約30日技術設計

設計プロセス

各設計段階は前の段階をより詳細にしていきます。

  1. 投資家からの情報要件を分析・評価し、初期構想を作成。
  2. 概略設計建築構想、構造・MEPの解決策を選定し、投資家に提示。
  3. 基本設計建築要素、主要構造、設備システム、インフラの基本設計。
  4. 技術設計技術的な解決策と建物の技術仕様を決定。
  5. 施工設計現場施工のための各項目の詳細設計。

2026年7月1日から、建設法第135/2025/QH15号により、実現可能性調査報告書で基本設計の代わりにFEEDまたは技術設計を用いることができます。

建築許可までのロードマップ

工業団地内プロジェクトの一般的な流れです。日数は目安です。

    • 省の工業団地・経済区管理委員会に1/500詳細計画の承認を申請20営業日
    • 工業団地とインフラ接続契約を締結10営業日
    • 1/500計画(5ha超のプロジェクト)、消防、建設、地元について関係部局の意見聴取10営業日
    • 環境許可または環境影響評価(EIA)報告書の承認45営業日
    • 基本設計に対する消防の意見10営業日
    • 実現可能性調査報告書(基本設計を含む)の審査(対象となる場合)20営業日
    • 防火・消防設計の承認10営業日
    • 施工設計の審査・承認(投資家自身が実施)10〜55日
    • 資格を持つ第三者による施工設計の検証報告10〜15日
    • 省の工業団地・経済区管理委員会による建築許可の発行10日

投資法第143/2025/QH15号および建設法第135/2025/QH15号により、多くの工業団地プロジェクトでは、特別手続きを選んだ場合や建設専門機関の審査を受けた場合に、建築許可などの一部手続きが不要になります。World Steel はプロジェクトごとに適用される流れを確認します。

タワークレーンとラフタークレーンによる工場鉄骨柱の建方

工場建設プロセス

工業団地の必須規定

建ぺい率、緑地率、建物高さ、後退距離、各工業団地の独自規定。

  1. 投資家の要件主要建物の数と面積、従業員数、機械、電力・水の需要。
  2. 概略案の選定レイアウト、構造、コストの案を比較。
  3. 概略案の承認投資家が案を確定し、設計と許認可を進めます。
  4. 許認可の完了建築許可、消防、環境。
  5. 施工設計と工事の実施鉄骨はハイソン工場で製作。施工、建方、MEP。
  6. 竣工検査と引き渡し建物の供用開始。
建方済みの門型ラーメンの柱と梁

第5段階 30〜45日

採用と本格操業

工場が引き渡され、投資家は採用、試運転を行い、本格生産を開始します。

  • 従業員の採用と教育
  • 機械・ラインの据付と試運転
  • 竣工図書の引き渡しと運用説明
  • 契約に基づく保証とメンテナンス